あの海のむこう

ハロー、今君に素晴らしい世界が見えますか

深夜の真夏の全国ツアー2020 on 乃木坂46ANN

 

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先日、乃木坂46ANN内である企画が打ち出された。

乃木坂46 妄想!ラジオで真夏の全国ツアー2020」

なにそれ!タイトルから面白そうすぎる!と、乃木坂46やラジオのこととなるとホイホイついていく課の私は、迷いなく聴いた。

コロナの影響で毎年恒例の「真夏の全国ツアー」ができなくてさみしいよね、夏が来た感じしないよねっていうことで番組で擬似ライブしちゃおう!という、なんとも優しい企画。(久保ちゃん「ほんと白石さんの煽りがあって夏が始まりますよね」)リスナーから1人1通の規定を設けて「今年の真夏の全国ツアーで聴きたかったこの1曲」を募集して、トップ10の曲を流すからみんなで盛り上がろう!みたいな。メンバーは、ANN0から番組パーソナリティを務めるまいちゅんを筆頭に1期から4期まで揃い踏みの4人。

 

 

番組公式ツイッターはちゃんとカウントダウンしてくれて(会場設営情報まで)、overtureも流れてうおお〜という気持ちで始まった。そして、10位から順々に発表されていくなかで、いい意味で期待を裏切ってランクインした曲があったり、結果を知らない乃木坂ちゃんたちがイントロがかかる度に「え〜〜〜っ!」と感嘆の声をあげて泣いたり笑ったり、なんとも良いラジオをお届けしてくれてありがとう、、という気持ちで2時間の幕は閉じた。(まさかのアンコールでの「だな!」コールもさせてくれてありがとう)真夏さんが「まさか今日泣くとは思わなかったよ〜」ってしみじみ言ってて、わかるよ、、という気持ちになったな。

 

なかでもグッと来たのは『日常』『自惚れビーチ』『アナスターシャ』。そして、堂々の1位の『ひと夏の長さより…』

まず、『日常』はここで来るのか!さすが(涙)メンバーの息を呑む感じもよかった。あのイントロでびりびり惹き込まれるのも強い、、だったし、

『自惚れビーチ』はアンダーアルバムのリード曲であり(ぐさり)、乃木坂の中では数少ないめちゃめちゃ可愛いアイドルたっぷり夏ソング。(真夏さん「歌ってるときの絢音があまりにもかわいいじゃん、普段あんなクールなのにいいよね」私「うんうん」)歌詞のわがままな女の子と絢音ちゃんとのギャップもだいすき。

そう、2期生だから出せる切なくて冷たい冬の朝のような雰囲気の 『アナスターシャ』のランクインもよかった。(新内姐「泣きそうになった久しぶりに」私「涙」)

そして!1位獲得の『ひと夏の長さより…』はカップリング曲だからこその熱さ。ラジオから聴こえたイントロが相変わらず美しくて切なくて、夏の終わりの匂いがさらりと薫ってきたよ。夏の思い出の多さをスイカの種で表現するのもてんさ(この話は長くなるからまた書きます)。

惜しくもトップ10に入らなかった18位の『毎日がBrand new day』も久保ちゃんのセンター曲だから、喜んでる声が聴けてそれも心にぐいぐい刺さったな。愛でしかないです、って、それこそ愛。

 

あと、ぐいぐい心に来たといえば、久保史緒里ちゃんのさすがの乃木坂力。前々から、乃木坂46時間TVの電視台で乃木坂MVの良さをコンマ1秒単位で解説したり(早口)乃木坂イントロドンを主催して自ら優勝したり、メンバー厳選名シーン紹介コーナーでマイノート持参してMCを担当したり、乃木坂工事中でも乃木坂クイズを企画したりしてたもんね。満点。拍手。

今回も『空扉』が流れたら(オリメンではないけど)「MVがめちゃめちゃ好きなんです〜」ってすぐに言ってたり、「10位も9位もジコチューのシングルからランクインですね」「(『泣いたっていいじゃないか?』は)逃げ水のカップリングですね」と、さっとシングル情報をお届けしたり。あんなに曲いっぱい出てるのに、よくそれぞれ覚えてるなあ。ほかにも、ラジオでも伝わる熱い口調で「逃げ水のイントロって素晴らしいですよね」「スカイダイビングはバンドで光りますよね」「(『ひと夏の長さより…』は)2017年の全国ツアーの本編ラストの曲だったんですよ、毎回なんか終わるんだなツアーって思いながら歌ってた、好きでしない」って話してて、安心安定の久保先生の解説力も楽しかったポイントだった。

 

心にぐいぐい刺さって、乃木坂の曲を改めて好きになった深夜の真夏の全国ツアー2020でした。『ひと夏の長さより…』をはじめとする乃木坂の好きな歌詞についてはどこかにしっかり残しておきたいな。最後に、ダンケシェーン!やっぱ乃木坂だな!(だな〜!)

 

『キムチ』あるゆえの、アルバイト日記①

 

 

わたしがBASIさんを知ったのは、毎週火曜の深夜に放送されている「Creepy Nutsオールナイトニッポン0」のおかげだ。HIPHOPな2人がパーソナリティを務めていることだけあって、この番組ではそういう音楽がかかることが多く、そっから新しい曲に出会うこともしばしばだ。(最近では神門さんの『夫婦』がめちゃくちゃ知れてよかったソング。)OPトークの終わりに1曲、後半の「R-指定の日本語ラップ紹介」コーナー内でR‐指定の解説付きでもう1曲が流れる。

この前はOPで『ヤーマン』*1がかかって、リスナー全員の耳に残りしばらくそれで盛り上がってて楽しかった、ね。てんやーマン!ミクチャ―マン!とか言ってたな。

 

私は、3つのバイトを掛け持ちしていて、もちろんだけど、それぞれ異なるベクトルの楽しさが存在する。ザッツ・バイト充。唯一の飲食店アルバイトは韓国料理屋さんで、オーナーも優しくて賄いも絶品だった。面接時やアルバイト始めたてくらいは、韓国料理で何が好きなの?と尋ねられても、よく分からず「ヤンニョムチキンですかね」なんて答えていたけど(もちろんチキンも文句無く美味しい)今なら確実にこう答える。キムチチゲ今だって食べたくなる味、そしてふと思い出しちゃう味。

 

アルバイトを始めて半月くらい経ったある日のこと。賄いの時間に「キムチチゲまだ食べたことないでしょ?食べてみる?」とオーナーから言われて、「じゃあお願いします」なんて軽く返事をした。運ばれてきたトレーの上には、ぐつぐつと音がする小さめの土鍋と白いごはん。ほのかにくすぐる匂いだけで、あれあれ、美味しそう。

少し年季がはいった土鍋の蓋はまだぴりりと熱くて、添えてあった赤色のギンガムチェックの鍋つかみで、そうっと開けた。途端にふわあっとたちこめた香り。唐辛子とにんにくといろいろ合わさった辛い湯気。でもどこか優しい感じがする。丸い鍋枠の真ん中には緑のニラがささっとのっていて、角が少し崩れた四角い豆腐や豚肉のはしっこや、しめじの頭がのぞいている。赤いスープはまだまだ熱そうでスプーンですすると、辛みと酸味と旨味を続けて感じた。キムチチゲと空間が飽和しそうなくらい、

美味しい、、。

それから新メニューのおひろめ賄いのとき以外は、毎回キムチチゲをいただくようになった。「またキムチチゲ食べるの!」なんてからかわられたときもあるけれど、何度食べても美味しいのだ。キムチチゲをスプーンでひとくちすくって、続けざまに白いごはんを口に入れる時間が幸せだった。冷たい韓国産の梨ジュース(梨の果実の粒々が入っていて甘くて美味しい)をセットにすると、もっとおいしい。早くバイトの日にならないかな、とバイト帰りに自転車をこぎながら恋しくなるくらいだった。

 

そんなキムチチゲに染められたわたしはBASIさんの歌のなかで、もれなく『キムチ』がいちばんすきになった。

youtu.be

 

open.spotify.com

 

おそらく恋人であろう2人が、雨上がりに買いものをして手をつなぎながら部屋に帰って、それからいっしょに夜ごはんのキムチ鍋を料理するはなし。なんて素敵な日常の切り取り方!キムチチゲ好きからしたらなおさら、ぎゅんとなった。キムチ鍋がぐつぐつ出来上がっていく狭間で、BASIさんならではの優しい目線で日々の幸せや愛なんかが、その熱々の鍋の中に込められていく。ことばの粒がたちこめていく。

辛さも旨味もあったかさも愛も、しゅるしゅると渦を巻きながらつまったキムチ鍋!最高に幸せな食べもの。梨ジュースで乾杯。この歌のおかげでよりいっそうキムチチゲ好きに拍車がかかったのだった。以下、『キムチ』の素敵な歌詞たち。

 

雨が上がった午後に光が寄って来た歩道に

夕飯の食材を求めて右手には左手共に

野菜と肉18とキムチ鍋の素っつー感じ

 

台所でニラを切りましょう

シミだらけのエプロン身にまとう

オレは辛さの確認に夢中

湯気が立つ甘口の小宇宙

 

万が一片方が壊れてくすんでももう片方が色付ける

あたため合って高め合っては

また冷めたキムチ鍋に火をつけるよ

 

 

こっそり謝辞。

美味しい熱々のキムチチゲを「どうぞ〜」って何度も作ってくれて、キムチ鍋との日常を歌ってくれて、感謝。これからもいただきます。そして、聴きます。

ふたつがうまく合わさって、バイトソングのひとつとなりました。

ビバ甘口の小宇宙、キムチチゲ

 

 

*1:HIBIKILLA-ヤーマン

空気階段の踊り場でずっと

 

3月の終わりから4月そして5月と、自粛生活が続いた。毎日家。iPhone歩数計に感情があったら「一体全体、わたしの意味がないじゃないですか」なんて叱られるくらい(そんなこと言い出される日も遠くないだろうな)歩数計の記録も散々だった。

 こんなにも休みが続くなんて。学校もバイト先もどうしたって開かなかった。そんな前代未聞のなかで、わたしがいちばん触れたのはこれだ。!

空気階段の踊り場。

ずっと聴いていた。朝起きてラジオクラウドを開いて、#1から順番に追ってく生活。生活の中の踊り場のようで、踊り場の中で生活してたみたいな感じ。

 

空気階段は鈴木もぐらと水川かたまりの若手芸人のコンビだ。そんなふたりの生すぎるドキュメンタリーラジオ。熱い。

鈴木もぐら、って検索するとクズとか借金とか別居とかって言葉が並ぶんじゃないかな。それだけの言葉じゃ表せないくらい、もぐらの人生は山あり谷あり波乱万丈だ。名字も4つくらい持ってるし、中国の窃盗団に家を荒らされてるし、峯田さんと仲良さそうだし、白い歩く球体を見てるし、禁煙してたのにゴルゴ13の美味しそうに煙草吸ってるシーンを読んで喫煙しちゃう。でも、そんな様々なことをもぐらは、大きな声でえらそうぶってあまり話さない。さも起こりそうなことのように話す。それが聴いてて面白いし、しみじみしちゃう。何度出てきたか分からないもぐらファミリー、みーちゃんとお母さんとよく喧嘩してて笑っちゃうけど、たまにその家族の感じにほろっと来てしまう。

水川かたまりは、見た目はサイコパスっぽいからラジオ聴くとイメージ変わるってよく言われるらしい。「かたまり顔新規」*1って言葉が出てきたときもあったな。有名大学入学したけど、合コンで「ジャガイモ星人」とからかわれてすぐ帰った人。その後、大学中退して引きこもりも経てお笑い芸人の道に進む。そして、ちゃんと時間通り間に合ってるのに、寝坊して遅刻ばかりするもぐらの代わりに叱られてる。そんなことが続くと、怒りが溜まって爆発して、たまにふたりのヒートアップした言い争いが流れる回がある。こんなに、間近で他の人の言い合いに耳を傾けることないからなんか新鮮だった。あと、かたまりの笑い声がわたしはすき。もぐらの話の隙間や録音された音声が終わってブースに戻ってきたときに、必ず聴こえる。号泣プロポーズの有名さからもわかるような、泣いてるときも多いけど。バイトトークも好きだった。

 

 

ここからは特におすすめ、というかわたしが好きな回リスト。

  • #20 破茶滅茶にふたりが言い争って、真剣に喧嘩してる回。大人になってこんなに喧嘩することあるのかな、最近色々あって特に感じるけど、芸人のコンビってやっぱり唯一無二の関係だよね。
  • #50 もぐらの存在に救われるときってあるよね、ってしみじみした回。
  • #71 もぐらヒストリーはどこを切り取ってもほんとに面白い。
  • #79 言わずもがな、号泣プロポーズ回。アフタートーク、後日談(#80)含めて逸脱。こんなに人前で大人になっても泣いていいんだ、ってなんかハッとしたな。Superflyの使い方も百点すぎる〜。
  • #84 また白熱した言い争いしてるふたり。もはやディスカッション。
  • #94 もぐらの足が臭い問題で、テレビ出演のときにいつもと立ち位置変えてたの笑った。後半、こんなに詳しく都営住宅の仕組みを聴けるラジオある?都営住宅は、もぐらのおかげで詳しくなれたことのひとつ。
  • #103 もぐらと峯田さんの出会いや数々のエピソードの重みやパワーが強すぎる〜。駆け抜けてもぐら!
  • #115 3日間お風呂に入ってなくて髪テカテカで登場したもぐらがお風呂に入る時間がなかったのは、大江戸線で6時間パックの昼寝をしてたから!!乗車時間が長いと、乗車料金も通常より値上がりするのは初耳。またもぐらのおかげで新たな知識が増えた。
  • #136 女子高生に電話にする回、って言ったらそれまでだけど、青春のカウンターをばしっと受けたふたりが校舎の懐かしさについてしみじみ語るアフタートークもよかったな。電話先の子が学校にいたこともあって、より良かった。学生時代を振り返って「介入された」*2に落ち着くのも面白い。
  • #142 いわゆるラジオマジシャン回(他ラジオの言葉を拝借)*3。あれ、なんか違和感‥とは思ったけど、まあこういうときもあるのかって落とし込んでたから、ネタバラシのときにふつうに驚いちゃった。
  • #145 バイトトーーク!かたまりがバイトを辞めて、芸人一本で生活してるのを見て羨ましがってるもぐら。からのもぐらヒストリー開店、ボラ爺と鎌爺の話!なんでこんなに面白いんだろう。
  • #146 もぐらの 口からしょっちゅう血が出ることについて話すふたり。蒸しパンに赤いのがついてて「あれ、ジャムかな?」と思ったら血で悔しがるもぐら。歯を磨く音声(もはやASMR)を聴いたのも初めてだ。
  • #149 泊まりもぐら回。かたまりを隠れて追いかけて結局3回とも失敗していたのが、まず面白かった。色々立て込んでる加賀くん(かが屋)の家に上がり込むことに落ち着いて、加賀くんの身の上を深掘りするもぐらがさすがだった。そして、それを聴いて泣き出したかたまりもさすが。
  • #153 踊り場アワード2019、準メンバー岡野さんも登場。ああこれこれ、ってなれるからこういう振り返り回はどのラジオでも楽しいよね。
  • #159AT 電話で、自己紹介をするときのギャグをリスナーに授ける回。
  • #159 ついに保険証を手にしたもぐらが勇ましく歯医者へ。保険証の価値をこんなに新鮮に話してる人を見たことない。
  • #171 飲み会とか遊んでるときとかに、なんか帰りたいなと思ったら本当にすぐに帰る人、本人からすぐ帰ったエピソードを聴くコーナーがすきだったから終わるのがさみしかった!そして自分だけ黒マスクだったから学校から帰っちゃったエピソードわかる。謎の竹内力RIKI ver.の「LOVEマシーン」がすっごくおもしろかった!

 

まだまだ、もぐら母の話とかもぐら将棋部の話とか煙草の行くあての話とか‥すきなトークがたくさん!キリがない~。楽しいラジオすぎ。

最後に、もぐら引越しおめでとう!もぐらの都営住宅奮闘記も別居話(表裏一体で実家話)もずっと聴いてたから、ほんとうに心からおめでとうだ!最後の実家エピのメロンの葛藤もよかったな〜

 

*1:テレビ出演によってかたまりについた顔ファンの総称

*2:不自然すぎる過去は、未来の誰かが「介入」して結果を変えたからという考え

*3:高橋みなみ朝井リョウ ヨブンのことーニッポン放送